にっき






2019.1.4「成長」



あけましておめでとうございます。
2019年がはじまりました。今年もよろしくお願いいたします。
僕は出身が宮崎県なのですが、地元には帰らずこのお正月は札幌で過ごしました。
おせちを食べてお酒を飲んで寝るだけの生活をしています。

昨年はいろんなところでイベント出店や行商、お店に置かせてもらったり、
ネットで宅配とか、いろいろな形でお菓子をお届けしていました。
はじめた頃よりも少し認知度も上がったのか「見た / 聞いたことある~」というお声があってうれしいです。
今年は少しgaburiの形も変わっていくので、さらに成長していけるようにがんばっていこうと思います。

突然ですが、この前こんなことがありました。
去年の年末に、妻方の親族が集まる忘年会があったのですが、
そこにいた2歳のクリクリ坊主のシャイ男児にアンパンマンの絵本を読み聞かせていました。
絵本というより、それは図鑑的なもので、それはそれは読み聞かせには適さない文量だったのですが、
グイグイ詰め寄られるので読まずにはいられませんでした。

子供に絵本を読み聞かせた人ならわかると思うのですが、
「おしまい」とその本をパタリと閉じたその時、
子供は世界で一番無邪気で悪意のない純粋な要求をしてくるです。

「もっかい!」

もう一回と言うのです。大塚愛のさくらんぼのように。
この読み応えのある図鑑を。今読み終わったばかりなのにもう一回とせがむのです。

一瞬面倒くさいとしかめっつらした自分を、
キラキラとした曇りのない瞳でこちらを見つめてきました。
その瞳はこう物語っているようでした。

“なにがわかった?
大人はすぐにわかったような顔をする。
自分が見てきた範囲だけを見て、全てを見たような気になっている。
本を閉じれば終わりか?本を閉じるということは、また本を開けるということだ。”

僕はまたアンパンマン図鑑を開き、読みはじめました。
ただ同じ内容の繰り返しではありません。
彼はことあるごとに図鑑の内容を先読みして、読み聞かせの先を行くのです。
2歳児では見分けがつかないとされる「どんぶりマントリオ」を見抜いていました。

成長。
僕は今年で25になります。
大学を出て3年、ひととおり社会のアレコレを経験してきたような気になっていますが、
それはまだまだ、わかったような顔をしているだけなのでしょうか?
僕もまたこの社会にはびこる「どんぶりマントリオ」を見抜かねばならないのです。




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